清田区に居酒屋増える余地あり。withコロナ時代は郊外店にシフト【札幌市清田区】

02グルメ・飲食

2020年初めからの新型コロナウイルス感染拡大による経済への影響は、特に夜型の飲食店で深刻です。

夏を過ぎても客足が戻っておらず、これから冬を迎えて、テラス席での営業が難しくなる中、ますます苦しい状態が続きます。

そのような中、神和ホールディングスが2020年6月にオープンさせた居酒屋「炎 清田店」が、居酒屋チェーン「炎」では、いきなり売上高トップに躍り出たといいます。

このことは、2020年7月22日付けの日本経済新聞が報じており、居酒屋の郊外店シフトが進むのではないかと分析されています。

平岡の住宅街にある居酒屋。

「炎 清田店」は、清田区役所の前付近にあるとはいえ、会社員同士の宴会などは期待しづらい環境にあります。

しかし、新型コロナを回避するために中心市街地での外食を避けて、車に乗って夕食を取る家族連れや友人同士での利用が増えたといいます。

郊外店ならではのゆとりのある店内は、全室が個室のテーブルで他の客との3密を回避しやすい作り。競合が少ない清田店では、「炎 清田店」に有利な展開となっています。

平岡にある郊外型の焼肉店

前述の日本経済新聞の記事では、「クッチーナ厚別南店」や「いただきコッコちゃん桑園店」なども売り上げを伸ばしており、ますます郊外店への期待が高まります。

himawariinさんによる写真ACからの写真

これまで、JR駅や地下鉄駅が無いことなどから、お酒が飲める居酒屋やバーなどが少ない印象の清田区ですが、新型コロナを契機に変わりつつあるライフスタイルの定着の中で、居酒屋等の出店に商機を見出す事例が増えてくるのではないでしょうか。

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