札幌市清田区に戸建て住宅を持ちたいと思っていらっしゃる方に向けて、清田区におけるヒグマの出没状況などを解説いたします。
清田区では、有明地区がクマ目撃例の中心
札幌市清田区に隣接する札幌市南区の滝野すずらん公園では、2019年から2020年にかけて熊の出没が相次ぎ休業するなどの事態が相次ぎました。
札幌市清田区とは有明地区に隣接しており、清田区側としても心配ですね。清田区におけるこれまでの目撃情報も、やはり有明地区やその隣の新栄地区でした。
■札幌市清田区有明地区のマップマップを見てみても、広大な森林地帯・農村地域の一部なので、このあたりにお引越しをされる方は少ないのではないかと推察いたします。
札幌ドーム近くでも熊の目撃例が
しかし、2022年4月に熊が目撃されたのは、一般的な住宅街の清田区清田6条1丁目。近くには札幌ドームがあり、小学校もあるエリアでした。
■札幌市清田区清田6条1丁目のマップグーグルマップを広域で見てみると、羊ヶ丘展望台から続く森林は、マップ左下の滝野すずらん公園方面と繋がっていることがわかります。
札幌市内の各区の熊目撃件数
さて、札幌市清田区は、ヒグマの出没に関して要注意エリアなのでしょうか。
ここで、札幌市内の各区の2022年度(令和4年度)の熊目撃件数を見てみましょう。
【札幌市(区別)の2022年度の熊目撃情報】
南区 113件
中央区 12件
手稲区 10件
西区 9件
北区 6件
東区 5件
豊平区 4件
白石区 2件
清田区 1件
厚別区 0件
こうしてみてみると、意外にも件数としては札幌市内でも下位なんですね。
まとめ
どの区でも、森林に隣接するエリアでは、アライグマなどが畑を荒らすことがありますし、数年に1度くらいはエゾシカを目撃することもあるでしょう。
しかし、一般的な住宅街にお住いの方が、日ごろから野生動物を意識することはほとんどありません。
ただし、ヒグマの危険性や目撃した際の対応方法などを北海道民の一般常識として持ち合わせておくことは大切なことですね。
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